プレスリリース 2021.01.25 「(仮称)大阪三菱ビル建替え計画」について

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2024年に水都大阪の新たなランドマークとなる複合ビルが誕生

三菱地所株式会社、三菱商事都市開発株式会社、積水ハウス株式会社、三菱UFJリース株式会社の4社は、大阪市北区堂島浜一丁目において、「(仮称)大阪三菱ビル建替え計画(以下、「本計画」)」を推進しますので、お知らせいたします。本計画は、2020年4月に都市計画決定を受けており、新築工事着工は2021年10月、竣工は2024年4月の予定です。

本計画は、長らく地域のシンボルであった「大阪三菱ビル」を、その地域性、歴史性を踏まえ、周辺の水辺空間と一体となった水都大阪の新たなランドマークを目指し、地上32階、延床面積約66,000㎡のオフィス・ホテル主体の複合ビルへ建て替えるものです。ホテルゾーンには、唯一無二の4つ星ホテルを掲げる株式会社カンデオ・ホスピタリティ・マネジメント(以下、カンデオホテルズ)のフラッグシップホテルが出店します。

本計画では、新たな働き方や唯一無二の体験を提供することで、周辺エリアの魅力を更に高めるとともに、大阪の国際競争力強化に貢献してまいります。

鳥瞰イメージ

本計画の特徴

2025年開催の関西・大阪万博に向けて、大阪の国際競争力強化に資する複合ビル

大阪市内を南北に貫く大動脈である御堂筋と堂島川が交差する視認性に優れたこの地に、水都のにぎわいを「むすぶ」をテーマとして、オフィスとホテルが有機的、機能的に折り重なった新たな複合ビルを開発いたします。外装デザインはガラスファサードによる軽やかなデザインとしました。2025年開催の関西・大阪万博に世界中から訪れる方々を迎え入れるべく、ホテルに加えて、中間階(16階)に大阪の街並みが一望できる「(仮称)御堂筋プレゼンテーションギャラリー」を設置し、計画地南側には水都大阪の新たな水辺拠点となる観光船着き場の整備を含む堂島公園の再整備を実施いたします。

建物イメージ(南東から)

オフィス

新しい働き方を提案する高規格オフィスを整備

総貸室面積約22,700㎡、基準階面積約1,760㎡の高規格オフィスを整備。

低層部には店舗に加えて、保育施設や健康増進施設、運動支援施設の整備を予定。16階の眺望テラス空間や計画地南側で再整備予定の堂島公園により、働くだけの場所ではなく、都市型のライフスタイルを支援する付加価値の高い環境を提供し、ポスト・コロナ時代におけるWell Being(健康、快適、便利)なワークプレイスの提供を目指します。

  • 1 階オフィスロビー イメージ

  • オフィスフロア イメージ

ホテル

最上階に大阪が一望できるスカイスパを備えた、カンデオホテルズのフラッグシップホテル(548室)が出店。

上質さと使いやすさの両方を兼ね備えることで、今までのホテルでは叶えられなかった感動を創造する“4つ星ホテル”というコンセプトを掲げ、唯一無二の体験価値をお届けするカンデオホテルズが出店し、世界中から訪れるお客様を548室の客室でお迎えいたします。

客室は18階~31階に位置し、全ての客室から大阪市内の素晴らしい眺望をお楽しみいただけます。
最上階(31階)のルーフトップにはスカイスパ(露天風呂)を設け、南側に広がる大阪市内の夜景を一望できる空間を演出いたします。

  • 17階ホテルロビー イメージ

  • 客室 イメージ

周辺地図

  • 広域地図

  • 狭域地図

計画概要

計画名称 (仮称)大阪三菱ビル建替え計画
所在地 大阪市北区堂島浜一丁目1-5(住居表示)
交通 京阪中之島線「大江橋」駅 徒歩2分
大阪メトロ・京阪本線「淀屋橋」駅 徒歩4分
敷地面積 3,571.88㎡(1,080.49坪)
主要用途 事務所(3~15階)、ホテル(17~31階)、店舗(1、2階)、駐車場(地下2階)
階数 地上32階、地下2階、塔屋1階
構造 S造、地下一部SRC造
建築主 オーエム4特定目的会社
※三菱地所株式会社、三菱商事都市開発株式会社、積水ハウス株式会社、MULリアルティインベストメント株式会社※1が出資するTMKです。 ※1:MULリアルティインベストメント株式会社は三菱UFJリース株式会社の100%子会社です。
プロジェクトマネジメント
業務受託者
三菱地所株式会社
解体工事施工者 株式会社竹中工務店
設計監理者 三菱地所設計・竹中工務店設計監理共同体
解体工事着工 2020年2月15日
新築工事着工 2021年10月(予定)
竣工 2024年4月(予定)