三菱地所レジデンス株式会社、三菱商事都市開発株式会社、野村不動産株式会社はこのほど、愛知県名古屋市の「ノリタケの森地区計画（以下、本計画）」（11.8ha）における住宅街区開発「名古屋市西区則武新町3丁目計画」（以下、本プロジェクト）に着工しました。
本計画地は株式会社ノリタケカンパニーリミテド（以下、ノリタケ）の創業地・本社工場跡地で、名古屋駅から北東約1kmと徒歩圏に位置しています。都市計画提案制度に基づく地区計画決定を受けており、「ノリタケの森」※を維持しながら住宅や商業施設を開発、緑豊かでにぎわいや交流のある災害に強いまちづくりを目指しています。
※ノリタケが創立100周年記念事業として本社敷地内に2001年に開設した陶磁器に関する複合施設。産業と文化の原風景として市民に開放されており、近代化産業遺産群に認定されている「赤レンガ建築」や「６本煙突」（陶磁器焼成用トンネル窯煙突の跡）など、歴史的な産業資源を保存している。
本プロジェクトでは、3社がこれまで培ってきたノウハウを活用し、地上19階建、総戸数462戸の分譲マンションを開発します。緑豊かで、多種多様な住まいのニーズに応える住まいづくりやコミュニティ形成のほか、大規模敷地における歩行者の動線確保や名古屋駅方面に続く歩行者用通路の新設など、安全で快適な歩行者空間を整備します。
本計画イメージ図 ※完成イメージのため今後変更の可能性がございます。
なお、本プロジェクトの物件ホームページ開設は2020年1月頃、モデルルームオープンは2020年夏頃となる予定です。
| 所在地 | 名古屋市西区則武新町三丁目123-1、134、135、141-1、142-1（計5筆） |
| 交通 | 地下鉄東山線・桜通線「名古屋」駅10番出入口徒歩11分 地下鉄東山線「亀島」駅徒歩6分 名鉄名古屋本線「栄生」駅徒歩8分 |
| 建築面積 | 6,743.51㎡ |
| 敷地面積 | 18,180.95㎡ |
| 用途 | 共同住宅、子育て支援施設 |
| 総戸数 | 462戸 |
| 駐車場 | 406台 |
| 延床面積 | 50,096.04㎡ |
| 構造・規模 | 鉄筋コンクリート造 地上19階建 |
| 高さ | 約58m |
| 間取り | 2LDK～4LDK |
| 専有面積 | 約61㎡～約93㎡ |
| 販売価格 | 未定 |
| 設計・施工 | 矢作建設工業株式会社 |
| 竣工 | 第1工区2021年10月（予定）、第2工区2022年11月（予定） |
| 引き渡し | 第1工区2022年2月（予定）、第2工区2023年2月（予定） |
「産業観光・業務地区」「商業地区」「住宅地区」の各地区において、ノリタケの森をはじめとした周辺との調和を重視し、建物の高さや緑のつながりに一体感が生まれるよう計画。住宅地区と商業地区の間には地区幹線道路を設け、周辺の観光施設への回遊性とエリアの魅力向上を目指す計画です。
「産業観光・業務地区」※
ノリタケの森、ノリタケ本社
「商業地区」※
イオンモール株式会社によるオフィス複合型商業施設を計画、2021年秋開業予定
「住宅地区」（三菱地所レジデンス、三菱商事都市開発、野村不動産所有地）
街に開かれた住宅施設を計画、敷地の 3 割以上に緑地を配し、商業地区に通じる上空通路（歩道橋）を設置予定
※住宅地区以外の事業計画については、各地区の事業者へお問い合わせください
ノリタケの森地区ゾーニング
| 2016年2月 | ノリタケ工場跡地について、㈱ノリタケカンパニーリミテド、三菱商事㈱、イオンモール㈱、三菱地所レジデンス㈱の 4 社共同で名古屋市に対し都市計画を提案 |
| 2016年12月 | 「ノリタケの森地区計画」都市計画決定 |
| 2019年8月 | 住宅施設（1工区）着工 |
| 2020年12月 | 住宅施設（2工区）着工予定 |
| 2021年10月 | 住宅施設（1工区）竣工予定 |
| 2022年11月 | 住宅施設（2工区）竣工予定 |