三菱商事都市開発株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:森田 憲司)は、神奈川県川崎市麻生区南黒川にてシェア型製造・研究開発施設「innoba(イノーバ)」の開発用地を取得しましたのでお知らせします。竣工は2027年秋を予定しています。
「innoba川崎」完成予想イメージパース
ブランド名「innoba(イノーバ)」とは、「innovation:イノベーション」に「場所」を表現する「ba」を組み合わせた造語で、「イノベーションが生まれる場」であることを表現しています。
「innoba(イノーバ)」は、製造・研究開発施設の賃借ニーズをはじめ、一般的な賃貸オフィスに入居困難な事業を抱える企業様からの多種多様な賃借ニーズを叶える施設です。既存の製造/研究開発施設の老朽化等、社会問題解決にも貢献します。シリーズ第一弾「innoba(イノーバ)大田」は、ものづくり企業の一大集積地である東京都大田区に2023年に開業し、今回の川崎市での開発はシリーズ第二弾となります。
入居企業様が導入する機器や搬入動線を考慮した開口や廊下幅を有し、休憩スペースや会議室、荷捌き駐車場などをシェアする共用部と、一般的な賃貸オフィスより高い仕様の床荷重・電気容量を備えた専有部により、製造・研究開発施設の賃借ニーズをはじめ、一般的な賃貸オフィスに入居困難な事業を抱える企業様のマルチユースに対応可能です。
入居企業様同士や外部企業様との交流促進、および各分野における外部有識者とのネットワーク構築など、入居企業様のニーズに合わせたビジネス拡大・企業価値向上をサポートします。また創業間もない企業様や中小企業様に対してはニーズに応じて、インキュベーションに関わるサポートも可能です。
民設民営施設である為、入居期間に制限がありません。
製造・研究開発企業の積極的誘致、および研究開発機能集積が行われているマイコンシティ地区内に位置する本計画地は、小田急多摩線「黒川」駅から徒歩3分・京王相模原線「若葉台」駅から徒歩10分と2路線利用可能でアクセスに優れ、さらに中央自動車稲城ICより約5.9kmに位置していることからも、通勤・搬送ともに適した好立地です。
「innoba(イノーバ)」ロゴ
ロゴデザインは、新しい発見や仕組みが継続的に生まれる“場” であることを幾何学的に構成した“ba” で表現しています。ギアが噛み合い駆動しつづけるような配置により、異なる要素(人・企業・技術 etc. . .)が組み合わさり、永続的に新しい関係性やエネルギーを生み出していく様子を表しています。
シェア型製造・研究開発施設「innoba(イノーバ)」施設イメージ
施設名称 | (仮称)innona川崎(イノーバカワサキ) |
所在地 | 神奈川県川崎市麻生区南黒川12番1他 |
交通 | 小田急多摩線「黒川」駅 徒歩3分
京王相模原線「若葉台」駅 徒歩10分 |
敷地面積 | 6,562.11㎡(1,985.03坪) |
着工時期 | 2025年夏(予定) |
竣工時期 | 2027年秋(予定) |
「(仮称)innoba川崎」周辺地図
「innoba(イノーバ)」は地域の産業振興施策の支援に資する事業であり、三菱商事都市開発が掲げるサステナビリティ方針におけるマテリアリティ「魅力ある地域・コミュニティの創出/活性化支援」につながる機会として捉えております。今後も地域社会の継続的な発展へ貢献することを目的として、行政と連携した産業振興施策への支援を行ってまいります。