Person

携わった開発を通して、三菱商事都市開発の仲間をご紹介します。

瞬発力・直観力・人間力を磨き
クライアントとの関係性構築に努めています。

新野 聡之 コンテンツ企画部

【担当プロジェクト】
MARINE & WALK YOKOHAMA

OneTeamで粘り強く推進し、コンセプトを具現化。

都市型商業やNSC、GMSリノベーションと、これまで多様な商業開発のMD・リーシングに携わってきました。MD立案は、その土地が持つポテンシャルを分析・創造することですが、中でも「MARINE & WALK YOKOHAMA」は非常に挑戦しがいのある案件でした。当時の横浜みなとみらいは更地が多く、けっして良いロケーションではありません。しかし、SOHOの初期、Brooklynに似た独特のダイナミズム、トレンド発信エリアの雰囲気がありました。海や公園との距離も近く、これまでにないサイト・スペシフィックな商業リゾート空間を構築できると強く感じたのです。案件組成のハードルは高かったのですが、掲げたコンセプトを具現化すべく、OneTeamになって推進していきました。開業を迎えた時の喜びは今も忘れることはありません。

新たなネイバーフッドMDへの挑戦も視野に。

現在、リテールマーケットは難しい状況下にありますが、消費者を取り巻く環境要因は常に変化し続けるため、新たな市場ニーズに対応する新規開発は今後も続くと思われます。モノを供給するだけのリテールは転換期を迎え、QOLを高める場、いわゆるサードプレイス的な役割が求められ、新たなネイバーフッドMDに挑戦できるのではと期待しています。核となるスーパーマーケット自体も食材を買うためだけの機能ではなく、レストラン機能を融合したGrocerantをSM事業者と一緒になって構想してみたいなと考えています。頭の中にはさまざま構想がありますが、何を実現するにも大切になるのはクライアントとの強い関係性。日々お会いして会話の中から情報やニーズをインプットしていますが、クライアントにとって、私の提案は数ある案件の一つに過ぎません。その中で「新野さんの提案なら検討しますよ」と言っていただける関係性づくりと企画力が大切であり、瞬発力・直観力・人間力を常に鍛錬しています。「一緒に仕事ができてよかった」と言っていただけるよう、これからも日々精進していきたいですね。

MARINE & WALK YOKOHAMA
[開発概要]

所在地:神奈川県横浜市中区新港
敷地面積:約7,053㎡
延床面積:約13,486㎡
構造・規模:地下1階/地上2階建(一部地上5階建)
竣工:2016年2月

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