Person
携わった開発を通して、三菱商事都市開発の仲間をご紹介します。
自分自身の固定概念を覆すことで
新たな気づき・アイデアを生み出す。
携わった開発を通して、三菱商事都市開発の仲間をご紹介します。
自分自身の固定概念を覆すことで
新たな気づき・アイデアを生み出す。
浅川 哲也 CREソリューション部
【担当プロジェクト】
CALM代官山
異なる文化、周辺環境、いくつものハードルを乗り越えた開発事業
私はCREソリューション部に所属していますが、三菱商事グループの海外ネットワークを活かして事業化に至った「CALM代官山」はいくつものハードルを乗り越えた案件です。基本協定書が締結された段階でアサインされましたが、土地を所有していたのは某国の投資庁が組成した、いわゆる特別目的会社です。事業推進に必要な各打合せは日本国内にある2社のアドバイザー、設計・施工会社を交えて行いましたが、開発内容を詰める上での意見の取りまとめには苦労しました。その国とは住環境や文化も異なるため、日本の住宅事情を理解いただくことにかなりの時間を要したのです。物件特性として、他国大使館が隣接する近隣環境への粘り強い対応、敷地内に約20mの高低差がある特殊な敷地を活かし眺望を確保したプランニング、限られた予算における富裕層向け仕様設備の熟考など、今までの開発経験では類を見ない事業となりました。
固定観念を覆し、新たな気づきを生み出す
CREソリューション部の案件は事業化に至るまでにも中長期の期間を要します。すぐに結果が出るわけではありませんが、常に意識しているのは、相手に気づきを与えることです。保有する土地の有効活用を考えていない企業であっても、新たな視点からお話しすることで関心を持っていただき、三菱商事都市開発として新たなCRE顧客の開拓につながることがモチベーションにつながります。そのためにも心掛けているのは、自分自身の固定観念を覆すことです。単に過去の経験値に基づいて動くのではなく、一旦立ち止まって考え、周囲にも意見を求める。そうすることで、自分自身に新たな気づきが生まれます。常に自分自身の考えを問いただし、お客様にも新たな気づきを提供できるよう、努力していきたいと思います。
CALM代官山[開発概要]
所在地:東京都目黒区青葉台
敷地面積:約5,959㎡
延床面積:約4,977㎡
構造・規模:地上2階/地下4階建
竣工:2023年2月