三菱商事都市開発株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:森田憲司、以下「三菱商事都市開発」)と株式会社長谷工コーポレーション(所在地:東京都港区、代表取締役社長:熊野聡、以下「長谷工」)は、2025年9月1日、埼玉県所沢市小手指町(以下「本計画地」)にてNSC*(近隣型ショッピングセンター)の新築工事に着手したことをお知らせします。本物件の竣工は2026年秋を予定しています。
*NSCとは、Neighborhood Shopping Centerの略称で、食品スーパーマーケットを核店舗とし、近隣の住宅街などを商圏とする比較的小規模なショッピングセンターのこと。三菱商事都市開発では「近隣型ショッピングセンター」としています。
本計画は、旧西友小手指店跡地を2023年に長谷工が取得後、敷地の一部を三菱商事都市開発が取得し、長谷工と共同で商業施設開発を行うもので、スーパーマーケットを核テナントとするNSC(近隣型ショッピングセンター)を開発予定です。核テナントには本計画地にて40年以上営業していた株式会社西友(所在地:東京都武蔵野市、代表取締役社長:楢木野仁司) が食品スーパーマーケットとして再出店を予定しており、地域の日常生活を豊かにする施設づくりを目指し、活気溢れる街づくりに貢献します。
本計画地は西武池袋線「小手指」駅から徒歩4分、都市の利便性と自然環境が調和した閑静な住宅街です。
駅北口から延びるハナミズキ通りに面した視認性の高い立地に位置しており、通勤・通学や買い物で日々多くの人が行き交う、地域の主要な生活動線上にあります。駅北口エリアでは、歩道の拡張や舗装の美装化といった景観整備が段階的に進められ、安全で快適な歩行空間が実現されました。さらに、春の恒例行事である「ハナミズキまつり」では、地域住民や周辺エリアから多くの来訪者が集まり、街の賑わいと一体感を創出しています。こうした地域の生活基盤と文化に根差した魅力ある環境の中で進む本計画は、日常利便を支える商業機能としての役割が期待されるとともに、今後更なる賑わいが期待できる立地です。
所在地(地番) | 埼玉県所沢市小手指町一丁目25番37、25番43、25番44 |
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交通 | 西武池袋線「小手指」駅 徒歩4分 |
敷地面積 | 約8,316㎡ (約2,516坪) |
延床面積 | 約7,247㎡ (約2,192坪) |
構造・規模 | 鉄骨造、地上3階建 |
設計/施工 | 株式会社伊藤建築設計事務所/株式会社小竹組 |
テナント | スーパーマーケット他 |
竣工 | 2026年秋(予定) |
施設名称 | 計画地 | 竣工予定 |
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(仮称)東村山市野口町商業施設計画 | 東京都東村山市野口町 | 2026年夏 |
(仮称)鎌倉市梶原商業施設計画 | 神奈川県鎌倉市梶原 | 2026年夏 |
(仮称)所沢市小手指町商業施設計画 | 埼玉県所沢市小手指町 | 2026年秋 |
(仮称)大阪市平野区複合開発計画(商業) | 大阪府大阪市平野区 | 2027年冬 |
三菱商事都市開発は「構想力と実現力で、都市の未来を育む。」をPurposeとして掲げ、インダストリアル領域とリテール・エンターテインメント領域を中心に型にはまらない不動産・都市開発を行っています。インダストリアル領域ではドライ物流倉庫に加え、自動倉庫を含めた冷凍冷蔵倉庫やマルチテナント型製造・研究開発施設(innoba(イノーバ))、マルチテナント型ライフサイエンス研究開発施設(アイパーク神戸(仮称))の開発にも注力しております。また、リテール・エンターテインメント領域では都心型商業施設やNSC(近隣型ショッピングセンター)、ホテルの開発に加え、横浜赤レンガ倉庫等におけるイベント事業も手掛けています。更にアリーナ等を核とした大規模都市開発にも取り組んでいます。
今後も国内外における幅広い産業・顧客接地面を持つ三菱商事グループの総合力を最大限に活かし、お客様やパートナーとともに都市の可能性を開いてまいります。
長谷工グループは「都市と人間の最適な生活環境を創造し、社会に貢献する。」を企業理念に、グループ全体でマンションを中心とした様々な事業を行っています。新築分譲マンションにおいては、1969年以来、施工累計は72万戸を突破しました。2025年4月より、新たな中期経営計画「HASEKO Evolution Plan」が始まっており、「建設事業」、「不動産事業」、「管理運営事業」の3つの分野が連携し、それぞれを進化させることで、「住まい」と「暮らし」のリーディングカンパニーとして、持続的な成長と企業価値向上を実現してまいります。